遅く始まった今年の春。駆け足、といより全力疾走で過ぎておりますが、ふと足元を見れば、所により残雪もまだ多く、春の風物詩もちらほら。
いつになく短い春を、植物たちも全力疾走で駆け抜けているようです。
蕗の薹。ここまで育つと、蕗になるまで食すことはほとんどないでしょう。
子どもの頃、春になると食卓に並ぶのは「蕗の薹」のみ。主に天麩羅。子どもにとっては、あの苦味は旨味に感じることはほとんどないのではと思います。が、その頃、それ以外に食すおかずもないので、苦々しい顔をしながら食していた気がします。(笑)
大人になった今、あのほろ苦さが旨味に感じます。が、脳裏をよこぎるのは、子どもの頃の「蕗の薹料理だらけの食卓」。トラウマとまではいきませんが、「無理に食さなくてもよいかな...」といつも思います。(笑)
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